【飛び道具】3ptシュート乱発時代

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この人が歴史を変えましたね。

 

 

はい、どうもつたやんです!!

今回はここ数年のNBAで爆発的に増加した、3ptシュートについて書いていこうと思います。

 

 

僕はまだ20代なんですが、バスケットを見始めたころは3ptシュートの価値ってそんなに重要視されていなかったと思うんです。

試合の合間合間にシューターを使って3ptを打たせるといった感じで。あくまで、戦術のスパイス的要素と言いますか、そんな感じです。すみません、語彙力がゼロです。(笑)

その当時に比べると3ptシュートの価値が重要視され、3ptシュートを打たせるセットプレーも多彩になり、結果、アテンプトも増えていますね。

 

なぜ3ptシュートの価値が重要視されていったか簡単に言うと

 

「ん、これミドル打つより3pt打ちまくったほうが効率良いんじゃね??」

 

ってなったからです。

ミドルレンジのFG%を高い選手でおよそ50%

3ptのFG%を高い選手でおよそ40%

とします。だいたいこのくらいですよね。

さあ120点取るぞ!!とした場合、単純にどちらかのシュートを打ち続けるとして、どちらが効率いいでしょうか?

確率通りにシュートが決まったとして、

ミドルレンジシュートの場合は、アテンプトは120本。(120点=120本×2点×50%)

3ptシュートの場合は、アテンプトは100本になります。(120点=100本×3点×40%)

なんと、20本もアテンプトに差が出ます。

 

20本もアテンプトが少ない、つまりオフェンス機会が20回少なくても大丈夫ということです。

そりゃ、3ptシュート打ちまくりたくなりますよね。しかし、そんなこと今までのNBAの歴史で考えられていなかったはずがありません。

というのも、あくまで上の計算は相手DF等が全く考慮されていません。

3ptばっかり打ってたらDFも対応してきますし、40%も入りませんよね。

そこで、いかに相手DFをかわしながら、3ptシュートを打つかなんですが、

NBAという長い歴史の中で、2ptをもぎ取るプレイメイクに比べて、3ptシュートのプレイメイクは歴史が浅いです。

いかに少ないオフェンス機会で多くの得点を取るかという、3ptを主体とした戦術がようやく成熟し、世に出てきたと考えて良いのではないでしょうか。

HOUが採用している「ダントー二システム」なんかがその代表と言えるのではないでしょうか!スペース&ペースですね!(ペース&スペースだったかな、、、)

 

3ptシュートを語る上で外せない選手がいますね。

そう、Stephen Curryです。

 

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ボール運んで3pt打って高確率で決めてを繰り返すそのプレーを見て、NBAの各チームは3ptシュートの重要性に気づいたと言っても過言ではないと思います。

1人で数秒の内に3点取っちゃうわけだから、めちゃくちゃ効率的ですよね😂

 

昔なら、彼のようにPGがボール運んでそのまま3pt打ちまくってたら、絶対怒られてましたよね。入ったとしても。(笑)

 

彼とGSWの成功が、今のNBAのバスケットを作っていると思います。

 

 

3pt乱発時代とタイトルに書きましたが、僕は今のバスケットちょっと物足りません。とても面白いですけどね!!!

シュート力に長けたG、運動能力に長けたFの華やかなプレーも好きですが、Cのゴリゴリプレーも好きです。今はそれがなかなか見られないので、少し寂しく感じます😭

 

ただ、最近の戦術はどんどん進化していっているので、それを見るのは凄く楽しいです!

ストレッチ4とか昔じゃ考えられないですよね。八村塁選手もNBAではストレッチ4としてやっていくのではないでしょうか。

書いてて思いましたけど、もはや今はストレッチ5かも知れないですね。

 

 

 

 

今回は以上です!

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